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2016年総括(個人編)

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よくよく考えたら、2016年ってかなり重要な一年だったんじゃないかと思ったので、整理も兼ねて書いてみる。

いや、社会的にもイギリスのEU脱退、アメリカのトランプ当選とか、非常に大きな変化のあった一年ではあるけど、そういった問題はまた後日に書くとして、今回は僕個人の話。
個人的には「全ては日常、日常。大きな変化も日常の内だから大したことナイナイ」と思うようにはしてるけど、今年は「いやそれにしたってねぇ」といった感じ。

改めて考えると、今年の4月に博士課程に進学したんだった。
いや、博士課程に入ったからって何かが変わるわけではなくて、相変わらずの日常生活で、研究も「論文がうまく書けねー!」って頭を抱えてて、要するに何も変わってない。
ただ、一年前の修士論文を出したときに比べると、結構研究が進んだかもしれない。
修士論文は、それはもう永久に蓋をしたい黒歴史で、「あんなもの二度と見たくない!印刷した紙媒体もWordの元データも、全て手元から処分してくれたわ!」ということで、もう今から内容確認をできなくなっています。
一応、大学側に製本されたものが保存されているのですが、隙あらばそれも抹消できないかと考えています。
それ程に酷かった一年前の状況から考えると、今年の研究成果はそれなりに後に生かせるものになっている気がする。
とりあえず、いま書いてる論文は例の如く「うまく書けねー!」と悩んではいるものの、内容にはそれなりに自信がある。
あと、今年2回ほど学会発表したけど、その評価は概ね好評だったから、そこでも結構自信ができた。
総じて、研究面は結構順調な一年で、この流れでやっていけば今後も何とかなりそう、と思えたな、と。
まぁ、これは日常の範囲。

仕事面は相変わらずのプログラマーなんだけど、最近になって雇われの身からフリーランスへの転向をはかったことも大きな変化ではあった。
これは下に触れる件にも絡むんだけど、「移住すると仕事が問題になるんだよなー、フリーランスって実際できるもんなのかね?」と思ってやってみたら、「あ、できるじゃん」と言ったくらいの感覚。
これ、もっと早く気付くべきだった。
フリーランスへの転向は大体2か月くらい前の話だけど、すんごい気楽です。
仕事をするにも、会社に行くんじゃなくて、「今日はどこの喫茶店行くかなー?」という気持ちでやれる。
お客さん対応をするにも、上司が間に入ると、「それ、効率悪いし、お客さんを騙してるようなもんだろ!」と思うことは沢山あるけど、直接対応だから最近はやりのウィンウィンの関係が築きやすい。
これ、もっと早く気づいておけば、研究と仕事の両立をもうちょっと楽にできたなー、と今更ながらに後悔してる。

まぁ、でもここまでは前置きで、日常で済む範囲なんすよ。
多分、今後のことも考えると、一番大きいのは指導教員の先生と一緒に行った徳之島のフィールドワーク調査ではないかと思う。
調査自体は2年前に奄美大島、昨年に加計呂麻島、そして今年は徳之島、と三年目なんだけど、元々スローライフ志向だった僕は「やべぇ、ここいいじゃん!移住したい!」と思ったわけです。
この辺の動向はまだはっきりしないけど、知ってる人は知ってるように、本気で来年移住するかもしれん。

僕の研究に必要な資料は結構デジタルで手に入るから、まぁそんな都会にいなくてもいいよね、とは思ってた。
でも、スローライフ志向ではありながらも、実際には「仕事どうすんのよ?」とか考えたりして、地方に行くのは中々に踏み切れないものだった。
しかし、この事情が今年一年で大きく変わった。
上に挙げたフリーランスの試みもあって、スローライフ志向が現実のものになりつつある。
あれなんだよ、僕は都会の喧騒の中でセコセコと人間の生き方を考えることに矛盾を感じるんだよ!
スローライフ志向の僕は、のんびりとやりたいときに自分の研究をやりたいんだよ!

というわけで、移住の可能性が出てきたことを考えると、「今年の徳之島調査って実はものすごい僕の人生内のウェイト大きいんじゃないか?」と一年を振り返って思ったわけです。
実際来年移住したとなると、来年も来年で、すごい変化の大きな一年になるよなぁ