よしまさのウェブサイト

ウェブサイト*+LINE+Facebookで自習室の自動連絡網システムを作成した

ブログカテゴリー
システムやプログラムのメモ・雑感
投稿日時

先週、台風により急に自習室をお休みすることになった。
台風だけに、幸い当日は自習室に来た人はいなかったらしく、とりあえず急なお休みで迷惑をかける事態には至らなかった。
しかし、仮に自習室に来た人がいたら、せっかく台風に耐えて来てくれたのに、そのまま台風の中でとんぼ返りさせるという酷い事態を招いたことになる。
前々から、何か自習室の連絡網システムを作ろうとは思っていたけど、最近時間もあるからこの機会に完成させることにした。

構造は二段階。

まずはLINEグループとFacebookページの登録。
正直、LINEのグループは1. 友達申請を行う、2. グループの招待を送る、3. 招待を承認、という手順を経なければならず、面倒くさい。
Facebookもアプリでそのまま表示させたいが、通常のURLだとブラウザーで開かれてしまい、1. URL取得(QRコード)、2. ログイン、3. ページを表示、4. フォロー、という手間をかけないといけない。
どちらも手間がかかり、ビジネス的な話で言うなら離脱率が上がるので改善が望まれる。
というわけで、以下のようにした。
まず、LINEについてはかなり裏技のようだけど、LINEページ自体でURLを取得して、QRコード一発でグループに入れるようにした。
手順としては、1. QRコード読み込み以上、となる。
次にFacebookについて、QRコードのURLをURLスキーマに書き換え、1. QRコード読み込み、2. フォロー、という手順に変えた。
こちらはフォローも含めて一発対応可能なURLがなかったので、どうしてもフォローボタンをタップする手間はかかる。
ただ、いずれにせよこれならその場で対応できるから、離脱率はゼロに近づけられる。

次に、通知文面の送信を一括で行う機能。
何もしない場合、毎回ウェブサイト、LINE、Facebookで同じ文面を送信しないといけない。
コピペすればすぐだけど、それも面倒。
そういう面倒なシステムは結果として利用されなくなるのが世の常。
というわけで、ウェブサイトで緊急のお休み通知を行うとLINEグループとFacebookページに同時通知が行われるという仕組みに換装。
単純にこれはLINE APIとFacebook APIを利用して、自動でLINEグループとFacebookページに送信する仕組み。

問題はLINE、Facebookに対応してない人で、一応SMS自動送信という手もあるんだけど、それは有料になってしまうから見送りとした。

技術的な話で、このシステムを構築する過程でLINEグループのURLを取得したり、Facebook APIの各種トークンを取得したりと、結構色々なことを試した。
結果として得た知識は結構あるけれど、それは機会があればまた公開する。