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奥多摩に行ってきた

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久々に自転車で奥多摩に行ってきました。
練馬の自宅を出発して、奥多摩湖を越え、山梨県小菅村から今川峠を経て丹波山村に入り、そこから帰宅というルート。
走行距離170km強、標高953m。

きれいな空気で景色を楽しみたかったので、早朝に出発。
本当は3時ぐらいに家を出ようと思っていたけど、急遽同行者が来ることになったので、さすがに3時は厳しいから4時にしようということになる。
で、大体そうなると同行者は時間通りに来ないので、結果的に4時半頃の出発。

道中、僕がトイレに行きたくなったりして途中で休憩を一度挟むが、とりあえず2時間強で青梅市街を抜ける。
個人的に奥多摩の入り口と思っている、日向和田駅前の神代橋到着の時点で大体7時。

時間が早めということで交通量も少なく、眺めも中々。
この感じだと、奥多摩湖も期待できそう。
写真を撮ってそのまま山を登り始めてまた1時間弱。
最後のコンビニとなる古里駅前のセブンイレブンで補給をする。
セブンイレブン手前の橋でまた写真を一枚。

あとはもう休憩場所がないので、そのまま奥多摩湖を目指してひたすら自転車を走らせる。
この道中でも、やはり眺めはよく、「何事もなければ、僕はここに住んでたんだろうなぁ」と思ったりする。
いや、実際いいところだよ。
後で書くけど、花粉症さえなければね!

古里からさらに1時間程度走って、奥多摩湖に到着。
到着時刻は9時ぐらいだったかな。
ここで休憩のつもりだったけど、ビジターセンターは9:30まで開いていないらしい。
予想より遅くなったけど、それでもまだ許容範囲の時間なので、湖面に山が映る写真もしっかり撮れた。

次の目標は小菅村。
このルートは既に5回以上走ってる気がするけど、湖畔は坂も少なく、景色もきれい。
これが見たいということが、長い道を走って奥多摩に来る理由の一つ。

上にも書いたけど、奥多摩湖畔は湖の外周を走るので、それほど坂道はない。
でも、奥多摩湖を抜けて小菅村を目指すとなると、坂道は一気に増える。
途中、「634m」と書かれた看板があるので、大体小菅村あたりで650m~700mくらいまで登っているんだと思う。
ここでも大体1時間強走って小菅村に到着。

走っていて思い出したけど、小菅村ではゴールデンウィーク中、左右の山を結ぶようにロープがかけられ、そこに大きな鯉のぼりがつるされる。
走る人は、鯉のぼりのアーチをくぐるような形になる。
初めて小菅村に来たときは、ちょうど二年前のゴールデンウィークで、苦労して自転車でそこまで登ったご褒美のように思ったことを思い出したりした。
今年ももう一回、見に行くかなぁ。

ここまでで既に標高700m、距離にして80km走ってるわけだけど、本当の恐怖はこれから。
小菅村は山梨県の東端の村だけど、東端にはもう一つ丹波山村というものがある。
奥多摩湖から分岐してどちらにも行けるんだけど、小菅村と丹波山村の間には一つの峠がある。
この小菅村と丹波山村にまたがる今川峠を越えること。
これが今回の目的だった。

結論から言おう。
無理でした。
同行者は登り切ったらしいけど、僕は早々に断念。
斜度がおかしいもん、狂ってるよ、あれ。
僕はせっせと自転車を押して3kmくらい歩き、山頂に到着。
自転車を押して歩いたからといって、別にその坂道が楽になるわけでもなく、ついたときには足がむっちゃ痛い。
これを登り切るなら、練馬から奥多摩までの走行で体力を消耗することなく、車で自転車を運ぶなどして万全の状態で挑まないとダメだね。
まぁ、そうすると道中の景色が楽しめなくなるから、僕はその方法を選ばないんだろうけど。

とりあえず山頂で写真を撮ったけど、こんな感じで眺めが決していいわけでもないというのが残念。
これが標高953mらしい。

今度はこの坂道を下っていくわけだけど、ビビりの僕は超安全運転。
ブレーキをかけまくって速度を落としていく。
つーか、この斜度10%以上の坂道で調子に乗ると、死にます。

今川峠を下りきって丹波山村に到着。
この時点で12時頃だったと思う。
小菅村も眺めがいいけど、丹波山村も同じくらいにいい。

道の駅にある温泉「のめこい湯」に入り、3時間くらいまったり過ごしてあとは帰宅。
さすがに温泉内の写真は撮れないけど、まず建物内に入る道中にあるつり橋に中々風情があったりして、ここの温泉は気に入ってる。

この時点で大よそ90kmくらいだったかな。
あとはもう帰るだけ。
帰りはほぼ下り坂だから余裕。

しかし、ここで僕と同行者にアクシデント発生。
強烈な花粉症になり、ずっとクシャミと鼻水が止まらないという症状が発生する。
特に僕の症状はひどくて、念のために持ってきてたポケットティッシュ6つセットを全部使い切り、それでもまだ足りない。
前々から奥多摩の花粉は強烈ということは認識してたので、花粉症の薬を持参して、しかも過剰摂取してたけど全く効果なし。

道中青梅で一度だけ休憩を取ったけど、その間もずっと花粉症が酷い。
さらに練馬について夕食を食べてたけど、そこでも花粉症は止まらない。
恐らく、体にべったり花粉が付着していたんだと思う。
家に帰ってお風呂に入っても症状は治まらず、就寝後も海で溺れて呼吸困難になる夢を見てうなされる始末。

まぁ、この辺りは僕の事前準備不足ということもあった。
奥多摩に行くなら数日前から花粉症の薬を飲んで対策を練っておくべきだった。
何枚か写真を撮ったけど、やっぱり奥多摩の景色は大好きなので、ゴールデンウィークにもう一度行くつもり。