よしまさのウェブサイト

人間の尊厳

ブログカテゴリー
その他
投稿日時

妙に高尚なことを書きそうなタイトルですが、そんなことはございません。

何のことはない、寝小便つまりはおもらしの話でございます。

入院生活で非常に健康な生活習慣に変わりつつある私ですが、夜は21時に消灯、22時頃には就寝しています。
そして朝は6時に起床して、それからほぼ間をおかずに仕事勉強を始めるという、それはもう健康的かつ効率的生活です。

が、本日の朝、平時の僕では考えられない早起きをしました。
6時に起床になっているのに、それより早く朝起きしたんですね。

何のことはない、ただトイレに行きたくて起きたわけですが、そこでふと思ったわけです。
「いつも朝起きられないが、敢えて夜トイレに行かずに寝れば、退院した後も早起きできるのではないか」

しかし、これは諸刃の剣、失敗するとそれはもう悲惨な事故になるわけですよ。
そんなことになった日には、そりゃもう人間の尊厳の危機というものでしょう。

そういったことを考えながら、今日も早朝からお仕事をしていたわけですが、そこに看護師さんが通りかかったので、挨拶がてらに「夜にトイレに行かなければ早く起きれるかもしれないですねー」と冗談半分に話したんです。
そしたら、その看護師さん、ちょっとすごいな、と思わせる返答をしてくれたんですね。

「まぁ、失敗しても、シートをしてますから、それを取り換えればいいんですけどね」

この返答を聞いたとき、僕はこれを聞いたとき、ちょっと自分が恥ずかしくなりました。
看護師さんにとっては寝小便は当たり前に起きる人間の生理的現象であって、それを犯したとして何ら問題もないわけです。
一方で僕はこれを「人間の尊厳」と考えてしまった。
僕は知らぬ間に人間を侮辱していたんだと、そう気づいたわけです。

この入院生活、本当にものすごく学ぶものが多い。